2016年1月31日、フジテレビ系列『ドラゴンボール超』の第29話「格闘試合開催決定! 主将は悟空よりも強いヤツ」が放送されました。見逃した人(ネタバレ)、もう一度見直したい人も楽しんでもらえると幸いです。
それではストーリー・キャラクターを鳥山明先生が原案の完全新作『ドラゴンボール超 破壊神シャンパ編』第29前半(Aパート)スタートする前に前回の あらすじ からどうぞ!
前回:第28話「第6宇宙の破壊神 その名はシャンパ」のあらすじ
ナレーション(第6宇宙から やってきた もう一人の 破壊神 シャンパ)
シャンパ「ビルス 勝負をしよう。」
破壊神ビルス「勝負? 何の勝負をするんだ?」
シャンパ「格闘勝負で 俺が勝ったら お互いの地球を 交換だ!」
ナレーション(5対5の 格闘試合を申し込んだシャンパは 自らの集めた 超ドラゴンボールを)
ナレーション(賞品にすると 宣言)
破壊神ビルス「よしっ やってやろうじゃないか!」
ナレーション(今 悟空たちの 新たなる戦いが 始まろうとしている)
孫悟空「よっしゃ~!」
第29話「格闘試合開催決定! 主将は悟空よりも強いヤツ」前半(Aパート)のスタート
破壊神ビルス「フッ。」
シャンパ「フッ。」
孫悟空「ヘヘヘ。」
ウイス・ヴァドス「フゥ。」
シャンパ「フゥ。 試合の開催地は… そうだな」
シャンパ「中立空間に浮かぶ 名前のない星にしよう。 どっちにも 公平だからな。」
ヴァドス「シャンパさま。」
シャンパ「あん?」
ヴァドス「あそこは 小さな太陽が 近くにあるだけで」
ヴァドス「他には ほとんど 何もない星ですよ?」
ヴァドス「大気さえも。」
シャンパ「ウッ。」
破壊神ビルス「お前が言い出したんだ。 お前の方で なんとかしろよ。」
シャンパ「わかった…。」
シャンパ「な~に 簡単なことだ!」
シャンパ「ついでに 試合のルールも こっちで決めとくか~。」
孫悟空「天下一武道会みてえんがいいな。」
破壊神ビルス「天下一武道会?」
孫悟空「降参すっか 場外に落ちたら 負け。」
孫悟空「殺すんも反則っちゅうことで。」
シャンパ「んっ?」
ベジータ「武器もドーピングも禁止。」
ベジータ「簡単なペーパーテストも やってくれ。」
ベジータ「ルールを理解する知能もないような」
ベジータ「怪物を 連れてこられたんじゃ困る。」
孫悟空「ヘヘヘ。」
破壊神ビルス「なるほど 悪くはない。 どうだ?」
孫悟空「どうだ… ですか?」
シャンパ「ん~。 フン。」
シャンパ「まあ いいだろう。」
シャンパ「じゃあ 8番太陽暦の1週間後 19時に試合開始でいいな?」
ウイス「あなた方の暦で 5日後になります。」
孫悟空「いよっしゃ~!」
破壊神ビルス「シャンパ お前が言い出した試合だ 逃げるんじゃないぞ。」
シャンパ「フッ。 まさか お前こそ 約束は守れよ。 ビルス。」
破壊神ビルス「そっちこそな。」
シャンパ「あ~ そうだ。 ほら。」
孫悟空「うお~っととと…。」
孫悟空「ふぃ~ あぶね~。」
シャンパ「餞別だ とっておけ。」
孫悟空「サンキューな シャンパさま!」
ヴァドス「いいのですか? もし 負けたら せっかく6個まで集めた」
ヴァドス「願い玉が…。」
シャンパ「フフン。」
シャンパ「さっきの あいつの動きを見ただろ?」
シャンパ「ハハハ… 悟空とやらの あの鈍くさい反応!」
シャンパ「あんなレベルの選手のやつらが選手だっていうんだから 楽勝だ!」
シャンパ「第7宇宙の地球と おいしいものは 第6宇宙がもらった!」
孫悟空「おもしれえことに なったな。」
孫悟空「ひゃ~ 重たかった!」
ベジータ「試合など ただの通過点に過ぎん。」
ベジータ「俺が目指すのは あくまで ナンバーワンの座。」
ベジータ「ビルスも ウイスも シャンパも ヴァドスも」
ベジータ「いずれ 全員 ぶっ倒す!」
孫悟空「ヘヘッ。」
孫悟空「ああ。 オラもお前も 負けっぱなしじゃ いらんねえかんな。」
孫悟空「ところでよ。」
孫悟空「試合は 5対5だろ? ビルスさまは 他に 誰を選ぶつもりなんかなあ?」
ベジータ「フン。 誰だろうと 関係ない。」
ベジータ「俺が一人で 第6宇宙の連中を 全員倒せばいいだけの話だ。」
孫悟空「独り占めはねえだろ~。 よーし 決めたぞ!」
孫悟空「なら 一番手は オラだ!」
ベジータ「何!?」
ベジータ「そんなこと 絶対に許さんぞ!」
孫悟空「へへ~んだ。」
破壊神ビルス「おい お前ら!」
孫悟空・ベジータ「んっ?」
破壊神ビルス「早くしろ。 置いていくぞ。」
ベジータ「はっ はい!」
孫悟空「ん?」
ベジータ「ただいま!」
孫悟空「ハハハ…。」
ブルマ「え~!?」
ブルマ「何で そんなことに なっちゃったのよ~!」
ベジータ「行きがかり上 そうなってしまったんだ。」
孫悟空「ヘヘヘ。」
ウイス「というわけで 残り一つの 超ドラゴンボールを探す機械が」
ウイス「必要なのです。 作れそうですか?」
ブルマ「まあ 超ドラゴンボールが そんなにも大きいものならね。」
ブルマ「ドラゴンレーダーを改造して 感度を強力にすれば 何とかなると思うわ。」
ブルマ「でも…。」
ウイス「でも?」
ブルマ「もっと 簡単な方法があるでしょ?」
ブルマ「地球のドラゴンボールを集めて」
ブルマ「神龍に 超ドラゴンボールの在りかを 教えてもらうのよ。」
破壊神ビルス「ほう。」
ウイス「なるほど。」
ベジータ「それだ!」
孫悟空「そっか! ヒヒッ!」
破壊神ビルス「いいぞ さすがだ。」
破壊神ビルス「やはり お前は ただの気の強い おばさんじゃ…」
ウイス「まあ!」
孫悟空・ベジータ「あっ!」
ウイス「ビルスさまに 突っ込んだ人間。」
ウイス「初めて見ました。」
破壊神ビルス「お前!」
ブルマ「ハハハ…。」
破壊神ビルス「…まあ いい。」
破壊神ビルス「ナイスアイデアに免じて 許してやろう。」
ブルマ「ハァ…。」
破壊神ビルス「おい ベジータ。」
ベジータ「はっ はい!」
破壊神ビルス「ダッシュな。」
ベジータ「はい!」
ベジータ「ブルマ ドラゴンレーダーを!」
ブルマ「えっ… あっ…。」
ベジータ「ハッ!」
ブルマ「ねえ… 今の ベジータ?」
孫悟空「ハッ ハハハ…。」
ヴァドス「まったく 超ドラゴンボールを移動させるのは 一苦労ですね。」
ヴァドス「着きました。 シャンパさま。」
シャンパ「早いな。」
シャンパ「名前のない星か…。」
シャンパ「よし 俺が 名前のない この星に 名前を考えてやろう。」
シャンパ「その名は…」
シャンパ「なんにもない星!」
ヴァドス「破壊神だけあって 実に」
ヴァドス「破壊的なネーミングセンスで いらっしゃいます。」
シャンパ「フフフ…。 やっぱり? そんなに褒めるな~。」
ヴァドス「そうやって 何かを考えると 脳は 大量のカロリーを消費しますから」
ヴァドス「ダイエットには とってもいいのです。」
ヴァドス「はい。」
シャンパ「フン。」
シャンパ「また ダイエットの話かよ~。」
ヴァドス「中身は ヤーゴ星の ニガニガ野菜の 100%の絞り汁です。」
シャンパ「んごっ!?」
シャンパ「ニガニガ~!!」
ヴァドス「さて なんにもない星を 試合会場のある星に」
ヴァドス「作り直すとしましょう。」
ヴァドス「まずは…。」
ヴァドス「広さは こんなもんでしょうね。」
シャンパ「お~!」
シャンパ「どれ。 ヘヘッ。」
シャンパ「試合中に ぶっ壊れたら 俺が恥をかくからな。」
シャンパ「お~ 何ともない。 やるじゃん お前。」
ヴァドス「当然です。」
シャンパ「次は と。」
シャンパ「ん~ うまい空気!」
ヴァドス「ゾリート星の高原の 爽やかな空気を再現してみました。」
シャンパ「じゃあ 次は…。」
ヴァドス「闘技場です。」
シャンパ「ん?」
ヴァドス「大きさは…。」
シャンパ「50m四方くらいで いいんじゃないか?」
シャンパ「あんまり大き過ぎると 試合がよく見えんからな。」
ヴァドス「さて 次は…。」
シャンパ「売店だ! これだけは 絶対に 外せん!」
ヴァドス「はいはい。 では。」
シャンパ「これこれ。 グワッハッハッハ…!」
ヴァドス「やれやれ。」
ヴァドス「さて。」
シャンパ「あっ!」
ブルマ「いでよ 神龍! そして 願いを叶えたまえ!」
破壊神ビルス「ホントに 仕事の早いやつだな。」
破壊神ビルス「さすが 僕の専用パシリだ。」
ブルマ「そういう 言い方 ないでしょ!」
破壊神ビルス「んっ?」
ブルマ「ご苦労さま ベジータ。」
ベジータ「んっ?」
ブルマ「チュッ。」
ベジータ「なっ!? きっ 貴様!」
ベジータ「不意を突いて何をする!」
(雷鳴)
一同「んっ?」
神龍「ウオー!」
第29話「格闘試合開催決定! 主将は悟空よりも強いヤツ」前半(Aパート)の感想
大丈夫かなシャンパさま、悟空の重りにも気づかないで余裕見せすぎなんですが…。
いやあ、ヴァドスさんもおっしゃってましたが
「なんにもない星」とか実に破壊的なネーミングセンスですね。
そしてその後、墓石が建ちそうなセンスですね。
はかいなだけに、はかいしってか?(ドヤア)
ブルマはやはり、どこまで言っても頭良いんだなあ。
戦うわけじゃないけど、ドラゴンボールってブルマを中心として話が回っているところがあるよね昔から。
王子のパシリっぷりを初めて垣間見て困惑してるブルマ面白すぎだろw
しかし朝っぱらからチュー見せつけられたり、ビルスさまをかばってくれたり
こんなに仲良し夫婦だったんだなお前ら…。
続きは第29話「格闘試合開催決定! 主将は悟空よりも強いヤツ」後半(Bパート)へ